伝統工芸 截金(きりかね)

作品名 截金入り鼈甲ペンダントヘッド

解説

素材:鼈甲・純金箔・プラチナ箔
寸法:各約25mm×約10mm

鼈甲とはタイマイという海亀の甲羅を加工する古来からの伝統技法です。
このペンダントヘッドは、試行錯誤を繰り返し作り上げた鼈甲と截金の史上初のコラボレーションです。

鼈甲の上に截金を施し、さらに透明度の高い白甲(しろこう・タイマイの腹の部分)ではさみました。
截金の純金箔やプラチナ箔の接着には、膠(にかわ)が使われます。また、鼈甲同士はタイマイの甲羅に含まれる膠質によって、水と熱で貼り合わせることができます。
これにより、天然素材のみで美しく堅牢なものを制作することができました。

(鼈甲制作 宮本工業有限会社 宮本拓哉)

※写真の中には試作品もあります。貼り合わせが成功したもののみ販売しております。

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